【映画】ユニーバース型映画の凋落

以前“MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)”について記事をしたためたのがちょうどコロナ禍。色々大変だったなと記憶している。
あれから3年半…。
この手の映画があまり話題にのぼらなくなってきたなというのが率直な印象だ。自分も正直ほとんど追いきれなくなってしまった。

■提供過多■
ディズニー+のドラマシリーズを含めるとチェックしなければならない作品はかなり膨大になってしまった。なんとか空き時間に一気見しているがもう義務感で観ている。
劇場作品は映画館に足を運ぶのも億劫になってしまったため、配信されたのを随分時間が経ってから観る有様。

現時点の最新作「マーベルズ」の興行収入は前作「キャプテンマーベル」の半分程度らしい。色々な要因はあるだろうが自分みたいについていけなくなってきた人も多いんではなかろうか。
そもそも「アベンジャーズ」の段階でそれまでの劇場作品をきちんとチェックしておかないとダメだったのに、「マーベルズ」にいたっては複数のドラマシリーズも履修しとかないといけないんだから、そりゃあ客足も遠のくでしょうよ。

ただ、MCUはまだマシな方で、DCユニバースは完全に死んでしまった。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督がDCユニバースを仕切り直すみたいだが、ムリ。もうムリ(笑)。
カヴィルを切った件やスナイダーカットを後々出してきた件などなど…。数々のグダグダ目の当たりにしたら。

■ドラマシリーズで盛り返してきたスターウォーズ■
それとは逆に面白くなってきたのがディズニー+で配信されているスターウォーズのドラマシリーズだ。「アソーカ」も「マンダロリアン」も面白かった。
完全に“ファンだけ”が喜ぶ方にシフトし、割り切ったスタンスは好感がもてる。壮大な物語の隙間を埋めるやり方はガンダムシリーズにも似ている。
MCUとの違いは積み重ねてきた歴史とキャラクターの魅力の差か。

エピソード8?なんですかそれ?

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