YouTubeを観ていると本当にキリがない。特に見たいわけでもないのにダラダラ流し見を続けてしまう。
そんな中で、ん?と目を止めてしまった動画があった。お笑い芸人・永野のYouTubeチャンネルだ。
■永野の洋楽バンドを語る動画■
そう、あの「永野」だ。
ともすれば賛否真っ二つに評価が分かれる芸人さんで、自分も正直なところさして気に留める存在ではなかったが、興味を引き付けられた動画があった。
それは90年代~00年代に隆盛を極めた“オルタナ・ラウドロック”系の洋楽バンドを語る動画だ。
レッチリ、レイジアゲインストザ・マシーン、ニルヴァーナ、ナインインチネイルズなどなど。とりわけ、リンプビズキットの逸話に関する動画はすごく面白かった。リンプに関しては2000年代当時、その嫌われエピソードについて音楽誌などで多少触れらることはあってもリアルに語っている人間にお目にかかったことがなかったので、改めてみんなからそういう認識でもってみられてたバンドだったんだと再確認した。
■…誰の記憶にも残ってない?■
このブログの音楽記事をみた方はなんとなく察しているかもしれないが、自分の聴く音楽の構成要素には、“90年代~00年代の洋・邦のロック・HIPHOP”が多分に含まれているので、永野の音楽系動画にはすごく惹かれるものが多い。
で、この永野の動画をみていて思ったのが、そういえば90年代~00年代のオルタナ・ラウドロック系の洋楽バンドについて語る著名人ってあまり見かけないなあということだ。
20年以上の時が経ち、昨今の情報のスピードからいってこの辺の音楽もロック・ポップスのクラシックとして語られてもいいはずなんだけど、懐メロとして語られるのはなぜか80年代より前のような気がするんだけど、どうなんでしょうかねー。
そして、オルタナ・ラウドロック系の洋楽バンドってめちゃめちゃ流行ってたと思うんなんだけど…あまりみんな語らないってことは、そんなに記憶に残るものでもなかったのかしら。ボクの心にはべっとりのこってるんですが。