実は今「小説家になろう」で物語を書いている。
文才ゼロだが、まあストーリーの体裁はなんとか整っていると思うので興味のある方は読んでください。
こちら>>『漂泊のベノス』
■実は絵を描くためにやむにやまれず■
一応、ド底辺ではあるがイラストレーターとして活動しており収入もたまにある。
金のため(笑)にわりかし色んなタッチの絵を描くのだが、求められる絵がどうしても広告向けのかわいいものや万人受けするものなので、ポートフォリオがそういうもので埋まりがちになってしまった。最近人を通じてポートフォリオをある会社に見せる機会があったのだが、「ウチが求めている絵柄じゃない」とチャンスをふいにしてしまった。
「いやいや、もっとカッコイイのもエロいのも描けますって!」と言いたかったが、見本として掲載していなかったのは失敗だった。
で、見本としてなにか描こうとしてもなんかしっくりこない。前々から思っていたが自分は描くキャラクターにきちんとバックボーンがないとうまくいかないと改めて感じたのだ。
そういうわけで、キャラクターを描くために文章でストーリーを残しとこうと思った次第です。
漫画描いたら?と突っ込まれそうだが、そんな時間はない。あたしゃ忙しいんだ。
■意外となんとかなったし、面白くなってきた■
はじめは正直うまくいくかわからなかったが、かなり以前から頭の中ではすでに最初から結末まで決まっていた物語だったので、結構サクサクすすんだ。
10月アタマからはじめて現在36話目。今年中には40話まで描けそうだ。読んでる人はめっちゃ少ないけど。
とにかく漫画を描くより圧倒的に低カロリー。多分漫画で描いていたらここまで進むのに数年かかっただろう。
頭の中で考えていたものを文として形にしてみると思っていたより話に広がりが出てきた。
物語の大筋は変わらないが作中に登場する半分以上のキャラクターは書きながら思いついたものだ。適当に出したキャラが何人か劇中いい活躍をしてくれたのはいい意味で計算外だった。
やっぱり頭で思い浮かべてるだけじゃダメですな。
絵でも文でもなんでもいい、場所もSNSでも投稿サイトでもなんでもいいから形にして絶対発表すべきだと思いました。