苦手な背景画を克服しようと、近所の絵画教室に昨年2020年の2月くらいまで約3年ほど月2~3回ほどのペースで通っていた。
■良い絵画教室でした。結果は…■
割と自由にやらせてもらえる教室で、風景デッサンだけを続けさせてもらってました。先生方はすごく親切で丁寧に教えて下さるし、生徒さんたちでいつも満員だったものの教室の雰囲気は落ち着いており、制作に集中できる場所だったのでその絵画教室になんの不満もなかった。
…が、結論からいうと、上達した気はまるでしない。
正直全然楽しくなかった…。
■「楽しさ」の重要性と「気づき」がもたらす成長■
苦手なものを、克服することのみを目標にしてやり続けるというのは、やはりかなりのストイックさが必要だと痛感した。
楽しくないながらも数年続けていたのは、実はあることに期待していたからだ。
長年絵を描いていると、時折「こうしたらいいのか!」という“気づき”が起こる瞬間があった。本当に描画力が突如アップデートされるような感覚だ。
そういう“気づき”が起きることを期待してやり続けていたが…
それが起きる前に、コロナによる自粛で教室に通うのを控えていたらモチベーションの方が尽きてしまった。
そういえばワタクシ、昔から勉強でもスポーツでもなんでもそうだが「やらなきゃ、レベルアップしなきゃ」と考えてやってるとホントに何にも身につかない性分でしたわ。思い出した(笑)。苦行からは一切学べたことがない。
特にこういった制作作業はある程度楽しんでやらなくては良い結果は得られないということ、そしてそういう状況下でないと良い気づきも起きないということがあらためて分かっただけでも、教室に通っていた期間は無駄ではなかった…と思いたい。思うことにしよう。