先日、楽しみにしていた映画「ジョン・ウィック:パラベラム」が公開されたので観てきた。やっぱり期待を裏切らない面白さでした。
シリーズのキモであるハードなガンアクションもさることながら、素手や刃物によるアクションシーンも増量。さらに(特に序盤には)鑑賞しながら「なんだそりゃ?!」とツッコミたくなるコロシのテクが満載。もう確実に笑わせようとしているフシすらある。
■ジョン・ウィック ユニバース?!■
また、基本シリアスに物語が進行する“1”・“2”とは趣の異なるコミカルなシーンがいくつかあり、今後広がるであろうジョン・ウィックワールドに幅を持たせる演出なのかなと感じた。
というのも、前回の関連記事で書いた通りすでに続編やスピンオフ映画・ドラマシリーズの企画が進行しているので、否が応でもこの先の想像は膨らんでしまうのだ。…というかもう「パラベラム」のラストが、“ジョン・ウィック4に続く!”だしね。
(※スピンオフ映画の情報についてはこちらの映画情報サイト・THE RIVERの当該記事を読まれたし↓↓
『ジョン・ウィック』女性スピンオフ映画『バレリーナ』本格始動)
あと個人的に気になった部分が、ジョン・ウィックを狙う暗殺者“ゼロ”を演じたマーク・ダカスコスは相変わらずキレのあるの後ろ回し蹴りを放つなあというところだ(笑)。
■マーク・ダカスコスの蹴り■
話はそれるが、20年近く前にダカスコスが主演したTVドラマ「クロウ・天国への階段」(ブルース・リーの息子、ブランドン・リーが主演した「クロウ/飛翔伝説」TVドラマ版)が深夜に放送されており、自分はそれを毎週楽しみにみていた。
ドラマとしては、映画で収まる物語をムリヤリ引き延ばした感が強く退屈に思う部分も多くあった。だがそんなドラマを盛り上げていたのがダカスコスのアクションだった(ように思う)。
ドラマのストーリーはほとんどおぼえていないが、アクションパートで繰り出される前述の後ろ回し蹴りなどの足技はすごいカッコよかったのを今でも覚えている。
…しかし2019年最新映画を観て、そんな20年近く前のドラマの思い出が急に湧き上がってくるとは思ってもみなかった。
だいぶマーク・ダカスコスの話が多くなったが、前回の記事で紹介したキアヌの射撃トレーニングのほかにハル・ベリーら出演者たちが「パラベラム」撮影に際し行った実弾トレーニング動画もあるので最後にそれらも紹介しときます。